奥野ビル306号室にてKABOの個展「Villu」を開催いたします。
KABOは90年代からコマーシャルフォトグラファーとして活躍し、98年に香港の映画監督エリック・コットの『ドラゴンヒート』のスチール撮影を担するなど東京、香港の二拠点で活動を展開してきました。
KABOはこれまでの個展において、展示会場を作品展示の場だけではなく、一つの世界として構成してきました。2024年には、その前年のエストニアでの滞在制作の成果展として写真と家具を用いたインスタレーション作品を発表。2025年にはATAMI ART GRANTにて、稼働中のホテルの客室や元客室、共用エリアをそれぞれ独特の世界に作り上げました。
今回の展示ではかつて美容院だった奥野ビル306号室を会場としたインスタレーション作品を発表します。
作家ステートメント
私が幼い頃、庭のゴミ箱の辺りに祖母が大事にしている白い蛇がいた。
母方の祖母は明治の生まれで、おまじないから願掛け、験担ぎや風水まで、あらゆるものを人生に取り入れていた。
関東大震災と東京大空襲を不思議と生き残った理由が、そこにあると思っていたからかもしれない。
306号室を訪れた時、真っ先に祖母の顔が浮かんだ。彼女が叶えたくて叶えられなかったさまざまな事。
部屋の痕跡にそれが詰まっているような気がした。
この場所に、蛇を這わそうと思った。

開催概要
実験美容室 vol.5 KABO 個展「Villu」
2026年3月9日(月)〜15日(日)会期中無休
14:00〜19:00
入場無料
会場:〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目9-8 奥野ビル 306 号室
銀座奥野ビル306号室プロジェクトへのアクセスはこちら
※毎日18時から作家を交えたトークがあります!
アーティストプロフィール
花坊(KABO)
独学で写真を学び、フリーの写真家となる。
1998年香港の映画監督エリックコット氏『ドラゴンヒート』のスチール撮影を担するなど東京、香港にベースを構え、ファッション誌、音楽誌、広告、ミュージックビデオなどで、独自のスタイルを発表し続ける。
2020年原宿のブロックハウスギャラリーで「little hong kong; a little rooftop」展を開催
2021年より熱海アートグラントに参加。
2023年Estonia, narvaに2ヶ月間滞在しレジデンス
2024年「Taira rpeTbeinnareTb 第三惑星の秘密」展にてレジデンスの成果発表
2025年原宿のHARUKA ITO by ISLANDで、AIKIとの二人展「写真区 PHOTO DISTRICT」を開催

