LIVE ART FAIR vol.2|飯田信雄 Nobuo IIDA Solo Exhibition

LIVE ART FAIR vol.2|飯田信雄 Nobuo IIDA Solo Exhibition

花や自然を被写体としながら、飯田信雄の写真は、次第にその輪郭を手放していきます。
カメラとレンズは、現実を写すための装置であることをやめ、光そのものに触れるための器へと変わっていく。

色と光は境界を失い、ひとつの存在として立ちあらわれる。
その像は、見ることの構造を揺らし、知覚の奥へとひらかれていきます。

光が像になる前の瞬間を、どうぞご体験ください。


飯田信雄. 2026.

LIVE ART FAIRは、ひとりのアーティストを招き、作品に触れながら、その制作や思考について語り合う場として始まりました。

今年1月に第一回を開催しましたが、この企画のきっかけとなったのが、今回お迎えする飯田信雄さんです。

昨年、上海発のバイリンガル誌「KOJI」に、飯田さんの作品が巻頭で大きく特集されました。創設者がインスタグラムで作品に惹かれ、日本に来てインタビューを行い、他のアーティストへの取材とともに一冊の本として刊行されたものです。

私は、昨年11月に、KOJI創設者と飯田さんによるトークイベントに参加し、強く印象に残ったことがありました。
それは、身近にいるアーティストのことを、自分の言葉で聞き、記録する場をつくる必要があるのではないか、ということです。

飯田さんとは5年ほどの付き合いがあり、これまで一緒に展覧会も開催してきました。
だからこそ、外から語られるのではなく、近い距離にいる自分が話を聞く場をつくりたいと思いました。

LIVE ART FAIR vol.1では、同じく長く知り合いである児嶋さんをお招きしました。
ちょうどトーキョーアートブックフェアのタイミングで作品に触れ、その流れの中で実現した回でした。

今回あらためて「KOJI」のインタビューを読み返すと、飯田さんのこれまでの歩みや現在に至る思考が丁寧に言葉にされており、読むことで見えてくるものが確かにありました。

vol.2のトークでは、その延長線上にあるものとして、作品とともに、言葉を通しても飯田さんの実践に触れていけたらと思っています。

光が像になるその手前で、何が起きているのか。
会場で、その気配に触れていただけたら嬉しいです。

展覧会の詳細は以下の通りです。


■開催概要

LIVE ART FAIR vol.2
NOBUO IIDA Solo Exhibition

会期:2026年6月4日(木)〜6月7日(日)

時間:
6月4日(木)13:00–19:00
6月5日(金)13:00–19:00
6月6日(土)17:00–19:00 ※在廊
6月7日(日)13:00–19:00 ※在廊

会場:奥野ビル306号室(東京都中央区銀座1-9-8)
入場無料

■トークライブ

6月7日(日)17:00–18:30
アーティスト:飯田信雄
トークゲスト:後藤繁雄/作間万里子
司会:野村とし子

※申し込みは不要です。当日会場へお越しください。

■アーティストプロフィール

飯田信雄(Nobuo IIDA)
1961年生まれ

東京を拠点に活動。
独自の撮影方法により、花や自然などを被写体とした抽象絵画のような写真作品を制作。
近年の主な展示は、2023「euforia」(gallery DAZZLE 東京)、
2024「euforia 2」(gallery DAZZLE 東京)、
2025「IIDA NOBUO x KAGAJO KEN TRUE COLORS」(日本橋高島屋美術画廊X 東京)など。
2025年に「SYMPHONYⅡ」がアルル・フォトブックアウォードショートリスト選出(フランス)
Instagram:@nobuoiida